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2012年 07月 26日

L'isola di Mortorio モルトーリオ島

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はじまりはイタリアの実業家、ミネラル炭酸水のサン・ペレグリーノで知られる男Giuseppe kerry Mentastiが1954年にサルデーニャ島の北東に浮かぶ島、モルトーリオ島を購入したことから始まった。
1950年代のサルデーニャ島北東地域のガルーラ地方はまだ未開の荒野で何も無かったも同然だった。

Arzachena(アルザケーナ)の町でタバコ屋を営むLuigino Demuro(ルイジーノ・デムーロ)から42haのモルトーリオ島を3百万リラ(約千5百ユーロ)で購入したと言われている。
※メディア上では3百万リラを支払ったという説が出回っていますが、実際にメンタスティ家族に確認したところ50年代のサルデーニャ島はマラリアが猛威を振るっていたので、3百万リラ相当の製薬品と引き替えにモルトーリオ島を譲り受けたというのが本説です。
そしてDemuroは島と引き替えに得た製薬品をマラリアに冒された人々に販売していたそうです。

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そしてその後、Giuseppe kerry Mentastiは現在のポルトチェルボに当たる200haもの土地を購入するようになる。
1961年、この時代のガルーラ地方の土地の価格はとても安価で1haで50万リラ(約250ユーロ)。しかしすぐに地価は跳ね上がり1haで5百万リラ(約2千5百ユーロ)となる。
60年代当初はアガ・ハーン4世をはじめとした創設者達の友人・知人たちのみで、後には徐々にイタリア人の上流・中流中産階級の人々もサルデーニャのガルーラ地方に不動産投資に訪れるようになった。

夢の実現の為にアガ・ハーン4世らが土地を買占め始めた60年代初頭、Liscia Ruja(Long Beach)あたり一帯の土地を所有していた羊飼いのSalvatore Ghilardi(サルバトーレ・ギラルディ)はアガ・ハーン4世のMiliardi(ミリアルディ)という10億単位での土地購入の申し出をMilioni(ミリオーニ)100万単位でなければ譲らないと言い張ったと言う伝説が今でも残されている。
60年代初頭、放牧のみで生計を立てていた羊飼いの世界ではMiliardi(ミリアルディ)という言葉が公用語として流布していなかったという現実があったのである。

真のジェット・セットたちのみの地中海の高級保養地を作り上げることがハーバード大学卒業したてのアガ・ハーン4世の念願の夢だった。貴族や大実業家達が創り上げた小さな夢の楽園エメラルド海岸は瞬く間にヨーロッパをはじめとした世界中のジェット・セットたちに浸透していった。
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1964年 チェルボホテルとポルトチェルボの小広場・商業施設と入り江。

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by portocervo1962 | 2012-07-26 06:44 | Costa Smeralda
2012年 07月 02日

Sem Você  あなたがなくては

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皆様、暫くの間ご無沙汰しておりましたが、私は毎日たいへん忙しく過ごしながら、とても元気にしております。3月1日に投稿して以来約4ヶ月間程でしょうか、まったく更新出来なかったにも関わらず、それでも定期的にこのブログに訪問して下さっていた皆様には、この場を借りて心から感謝の気持ちとお礼を申し上げたいと思います。本当に皆様の貴重な時間をこのブログのために割いて頂きましていつもたいへんありがたく思っております。
またこのブログに定期的に訪問して下さっている方が昨年から軒並みに増えている事も事実で、もう何年とずっとこのブログに続いていただいている方もたくさんいらっしゃいまして、本当に拙ブログながら光栄の至りと思っております。

冒頭の写真は私達が住むヴィラのゲストの部屋の窓際から撮影したものです。
夫家族は60年代頃からエメラルド海岸域に幾つかヴィラを所有しておりましたが、最後まで手放さずに残ったのが現在私達が住んでいるこのヴィラで、と言っても築35年以上も経つとても年季の入ったサルデーニャの伝統建築様式を取り入れたいわゆるカントリー・スタイルのヴィラですが(2回ほど改装しています)、今では私自身とても愛着を感じています。ヴィラの大きさとしては地下にモノロカーレ(ワンルームアパート)(キッチン、バスルーム付き)、ゲスト用の部屋が3部屋にマスタールーム(寝室、バスルーム)、クローゼットルーム、ランドリールーム、リビング、キッチン、単独のバスルームが2つという間取りになっておりまして、毎年夏は大所帯になります(笑)。
このヴィラの唯一の自慢はやはりカーラ・ディ・ヴォルペ湾が一望出来、またサルデーニャの北東ガルーラ地方の入り江と向き合う幾つかの小島までも一望出来るということでしょうか。
このヴィラからの景色は「ちょっとした瞑想状態に陥ってしまうよねっ」てこのヴィラに訪れたゲストの方たちからもよくそういう
うれしい言葉を頂けるほどです。
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実は2月の末に思いがけなくというか幸運にもとても大きな仕事を任され、3月から仕事に真剣に取り組んでかなり集中して過ごしておりましたら、中々ゆっくりとブログに携わる時間が自分で全く作り出すことが出来ずに気が付いたらほぼ4ヶ月間も経ってしまいました。
でも更新の無い4ヶ月間の間にたくさんの方がちょくちょく訪問してこのブログを気にしてくださっていたので、ようやく少し時間が出来たところで、今回久しぶりに頑張って更新した次第です。
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毎日忙しく過ごしながらも時折、家から出かける時や帰宅した時に家のテラスや窓際からふと眺める景色にはっとして、もうそんな時期になったんだと改めて時の経過を知らされることもしばしばでした。

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by portocervo1962 | 2012-07-02 07:11 | A proposito di me