PORTO CERVO の人々

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カテゴリ:A proposito di me( 25 )


2012年 07月 02日

Sem Você  あなたがなくては

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皆様、暫くの間ご無沙汰しておりましたが、私は毎日たいへん忙しく過ごしながら、とても元気にしております。3月1日に投稿して以来約4ヶ月間程でしょうか、まったく更新出来なかったにも関わらず、それでも定期的にこのブログに訪問して下さっていた皆様には、この場を借りて心から感謝の気持ちとお礼を申し上げたいと思います。本当に皆様の貴重な時間をこのブログのために割いて頂きましていつもたいへんありがたく思っております。
またこのブログに定期的に訪問して下さっている方が昨年から軒並みに増えている事も事実で、もう何年とずっとこのブログに続いていただいている方もたくさんいらっしゃいまして、本当に拙ブログながら光栄の至りと思っております。

冒頭の写真は私達が住むヴィラのゲストの部屋の窓際から撮影したものです。
夫家族は60年代頃からエメラルド海岸域に幾つかヴィラを所有しておりましたが、最後まで手放さずに残ったのが現在私達が住んでいるこのヴィラで、と言っても築35年以上も経つとても年季の入ったサルデーニャの伝統建築様式を取り入れたいわゆるカントリー・スタイルのヴィラですが(2回ほど改装しています)、今では私自身とても愛着を感じています。ヴィラの大きさとしては地下にモノロカーレ(ワンルームアパート)(キッチン、バスルーム付き)、ゲスト用の部屋が3部屋にマスタールーム(寝室、バスルーム)、クローゼットルーム、ランドリールーム、リビング、キッチン、単独のバスルームが2つという間取りになっておりまして、毎年夏は大所帯になります(笑)。
このヴィラの唯一の自慢はやはりカーラ・ディ・ヴォルペ湾が一望出来、またサルデーニャの北東ガルーラ地方の入り江と向き合う幾つかの小島までも一望出来るということでしょうか。
このヴィラからの景色は「ちょっとした瞑想状態に陥ってしまうよねっ」てこのヴィラに訪れたゲストの方たちからもよくそういう
うれしい言葉を頂けるほどです。
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実は2月の末に思いがけなくというか幸運にもとても大きな仕事を任され、3月から仕事に真剣に取り組んでかなり集中して過ごしておりましたら、中々ゆっくりとブログに携わる時間が自分で全く作り出すことが出来ずに気が付いたらほぼ4ヶ月間も経ってしまいました。
でも更新の無い4ヶ月間の間にたくさんの方がちょくちょく訪問してこのブログを気にしてくださっていたので、ようやく少し時間が出来たところで、今回久しぶりに頑張って更新した次第です。
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毎日忙しく過ごしながらも時折、家から出かける時や帰宅した時に家のテラスや窓際からふと眺める景色にはっとして、もうそんな時期になったんだと改めて時の経過を知らされることもしばしばでした。

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by portocervo1962 | 2012-07-02 07:11 | A proposito di me
2012年 03月 01日

春陰

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2月の初旬に降り積もった雪が雪解けして、山の麓や雪渓から雪解け水が沼地に流れ入り、沼地から海辺にへと水が氾濫した為に出来た小さな河口が今年は所々のビーチで見かけられた。河口の水面にはもつれた白い巻き雲がどんよりとした雲を覆うように春の曇りがちな空を映し出していた。
雪解け後の毎週末は小さな春を見つけに山野や海辺に散策に出かける度に、必ず自分たちと同じように春を待ちきれんとばかりに訪れていた人々と出会った。
やはり春を待ちわびる思いは皆一緒なのだと思った。
気が付けばもう3月で、日本だと年度替りの時期。また卒業式や送別会もたくさん行われ別れと出会いの月でもある。
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日本から遠く離れていてもこの3月の時期になると私も昔の数々の忘れられない別れと出会いの思い出に春を慈しみながら回想することがある。
再会する事はとうてい難しい旧友たちをなつかしみながらも、特に3月11日の被災地近くに実家を持つ旧友の一人のことがやはり今でも気掛かりなのである。
もうあれから1年が経とうとしている。
決して忘れてはならないあの日から。



MY FRIEND- Irma

I know (Clip officiel)-Irma




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by portocervo1962 | 2012-03-01 07:04 | A proposito di me
2012年 02月 07日

FURBO(フルボ)

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日曜日の朝起きたら家の庭が一面雪で覆われていました。
昨年も確か2月のこのぐらいの時期に私達の住むエメラルド海岸にも雪が降ったのですが、年に一度だけ粉砂糖でほんのりと
覆われたようなわずかな雪ですが、それでも生活に支障を来たす雪といえども海辺の生活をしながら少しだけ雪景色を楽しむことが出来ました。
テレビニュースではイタリア北部の積雪の様子が毎年よく報道されますが、それが今年は実家のあるローマもこの雪のせいで
都心の交通網が遮断されてたいへんなことになっていました。またローマ郊外に住む友達の地域にも大雪が降ったらしく、まるで今年は北極のような寒さだと電話で話していました。
同じサルデーニャでも内陸部で標高が高い地域等では凍て付く道路に降り積もる雪のせいで雪かきをしている人々の姿が毎年テレビの画面に映し出されるほどです。
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普段は割と恵まれた気候である私達の住むサルデーニャ北東の海岸線地域でも今年のここ数日間の寒さは本当に身に応える程で、普段太陽の日差しを浴びながら芝生の上で過ごすのが好きな我が愛犬もこの数日間は寒空の下よりもやはり暖炉の前の
特等席をしっかり陣取って全く動こうとしない有様。
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暖炉に薪をくべて火を熾し、火が小さくなれば、また薪をくべてと結構手間がかかり、燃え残った木灰の後始末や効率の良い
暖房効果やまたは環境や相対的コストのことを考えて、2,3年前からペレットストーブがここサルデーニャでも主流になりつつあるけれど、私は暖炉のこの手間のかかる一連の作業と直に薪の炎を見入りながら、暖炉の前で過ごす時間がやっぱりこの上なく好きで、そして暖炉を前にして薪の世話をしながらの会話は人との距離をより近づけ、よりリラックスさせるように思います。
日曜日クラウディアがロンドンでの休暇から戻ってきてすぐに我が家に立ち寄ってくれました。お互いに遅ればせながらの新年の挨拶を交わした後は、暖炉の前で大きなマグカップを片手にそれぞれが燃え立きる薪の炎を見つめながらお互いの近況等を語り合いました。

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by portocervo1962 | 2012-02-07 05:20 | A proposito di me
2012年 02月 01日

フラジリティとアコースティック

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昨年の年末のいつ頃だったかもうよく覚えていないけれど、ある時、車のラジオからAmy Winehouse のある曲が突然流れ出した。
その曲がしばらく耳元から離れなくて、結局は彼女のアルバムを初めていろいろと傾聴するきっかけをその曲が与えてくれた。
昨年の夏、親友のシモーナと働いていた時に、確か7月23日だったかネットでニュースを閲覧していたシモーナから突然、
Amy Winehouse が亡くなった事を聞いた時、薬物やアルコールの過剰摂取をはじめプライベート等でいろいろと必要以上に世間からいつも取り沙汰されていた彼女だったから、いつか何かが起こってもおかしくないと予期していただけに、また若干27歳という若さで命を絶ってしまったという訃報を知ってなおさら胸が詰まる思いだった。
私の周りの友達も、彼女のプライベートの真偽がどうであれ、彼女のミュージシャンとして天賦の才を誰もが認めていたので、
稀に見る才能を失くした事実に皆ショックを隠しきれなかった様子だった。

イタリアでも2006年から2007年にかけてはテレビやカーラジオからAmy Winehouse の曲が頻繁に流れるようになり、あまりにもメジャーになりすぎてしまうと楽曲の独自性が大衆化されてしまって何となくポップス・ミュージックの一員として化してしまう感もあって、じっくりと聴き入る機会をあえて設けてこなかったという本音が実は自分の中にあった。

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by portocervo1962 | 2012-02-01 06:25 | A proposito di me
2012年 01月 31日

朝凪

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この時期の早朝のジョギングは日によっては肌身に突き刺すような寒さが身に応えて思わず家から飛び出す気持ちを鈍らせる時もある。でもジョギングを終えた後のあの何とも言えない爽快感がたまらなくて結局は生臭な気持ちを振り絞って走りに出かける。躊躇する気持ちと葛藤しながらもランニングウェアに着替えた後はもう心に迷いは無くなる。
ちょうど小学生の時の冬の恒例の駅伝競走の時もそうだったように、始まる前まではいやでいやで仕方が無かった。
でも結局は参加した後には何かしらすごい達成感をいつも感じていたことを思い出す。

あえて人影や車の少ない早朝の時間帯を選ぶのには、早朝の町並みはいつも静寂に包まれていて、自分の走っている足音と息遣いだけが耳元に響き渡りながらただ自分のことだけに集中できるように思うからである。

海辺沿いの細道を何度も往復しながら自分の定めた走行距離と走行ペースを時計で時折確認しながらメニューを消化していく。
早朝のトレーニングを済ました後には、小さなダイアリー手帳に×印しをつけてから、私の1日が始まる。
この小さな達成感が1日の始まりを心地よいものにしてくれる。

穏やかな朝凪の日にはなんだか自分の心もフラットな状態に近づくような気がするし、荒々しい波が岩礁に打ち寄せる大時化の時であれば自分の中の雑念が拭い去られるような気がする。

このところ朝凪のようにとてもおだやかな状態が続いている。



Opus 20 - Dustin O'halloran




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by portocervo1962 | 2012-01-31 01:44 | A proposito di me
2012年 01月 24日

Happy Aging

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ローマから戻り、サルデーニャでの海辺の生活がまた始まった。
私達が戻ってからのサルデーニャ北東の海岸線地域はこのところ比較的にお天気に恵まれている日が多くて、数日前まで暖炉の前で暖を取っていたのがいつの間にかリビングから入る太陽の緩やかな日差しに誘われて窓際で過ごす時間がすっかり多くなった。
一日の日の暮れ方も少しずつだけれど遅くなっていて、道端の可憐な草花からも確実に春が近づいている事を感じる日々である。

そういえば今回のローマ滞在中には友人たちの家に呼ばれながらもたくさんのすてきな出会いがあった。
そんな中、外面的にも内面的にもステキに歳を重ねられている人々とたくさん知り合いになったことが相当私を刺激した。
私もいつの間にか歳を重ねて来て、歳を取るという事柄にそろそろ真っ向から向き合っていかなければいけない年代になってきたように思う。
そのためか自分と同世代や、年上でステキな男性や女性と知り合いになるととても刺激になる。
今回はとりわけ2人の女性の存在が特に私の心を射止めた。
一人は55歳で離婚して一人息子がいるけれど、彼女はたった一人で事業を始めて今本当に軌道に乗っていて、年下の彼氏も出来てとても順風満帆な様子だった。
もう一人は65歳で彼女もやはり離婚していて、今は作家として大活躍しているという女性だった。
2人とも年齢を感じさせないとても魅力的な女性で、経済的にも精神的にもとても自立していて、決して男性に媚びる様な女性たちではなかった。

私は小さい頃から、いつも大人になることに強い憧れを抱いているような子供だった。
それは20代を過ぎても30代になるのが楽しみだったし、30代を過ぎてもすてきな40代を過ごす為にはといつも考えている程だった。
そして40代を過ぎて50代に近づいてくるような年代になった今でも歳を重ねる事にあまり拒否感を感じた事はない。
そればかりか私の周りにはいつも昔から素敵に歳を重ねて来られた人々がたくさんいて、自分も素敵に歳を重ねられるようにと彼らからたくさんの希望と刺激を頂いてきたように思う。

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by portocervo1962 | 2012-01-24 07:44 | A proposito di me
2012年 01月 20日

HOME

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今回のローマの滞在時にはほとんど友達や知人の家に招かれて過ごしていたので、おかげでいろいろなお宅を拝見することが出来た。
よく一般に服装はその人となりを表すなんて言われ方もしているけれど、じゃあ家はその人、その人たちの人生をやっぱり映し出しているのだろうと思う。

年代によっても違うだろうけれど、子供達がようやく巣立っていって夫婦2人で第2の人生を楽しんでいる友、子供達の受験やその後の進路で頭を悩ませている友、離婚して実家に子供と一緒に戻っている友、子連れの再婚同士で家庭内がなんとなくぎくしゃくしている友、お互いがバツイチ同士で現在は事実婚をしながら事業を一緒に始めた友、2人目のご主人が3ヶ月前に亡くなられて未亡人となってしまった友、以前の恋人に浮気されてようやく傷心も癒え、新しい恋人が出来たけれど、相手に本当に愛されているのか不安でしょうがない友等、本当にいろいろな境遇の人たちがいて、家の内部もフォトフレームや家族から代々受け継がれてきた絵画や調度品、旅先で買い求めたというオブジェや散乱する子供のオモチャまでもからもその人たちの人生の断片がいろいろ垣間見えるようである。

ローマからサルデーニャの家に戻ってきて、何週間も空き家だった石造りの家は案の定冷え切っていて、すぐに暖炉に薪を燃やし、ヒーターをつけて2,3日過ごしているうちにようやく本来の家の室温に戻った。
旅先から帰ってくると我が家はやっぱりいいものだと誰もが実感するのはきっと同じだろう。

やはり住み慣れた家は快適である。自分達の都合のいいように整理・整備されているし、自分達の心地良い空間を作り上げているのだから当然である。

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by portocervo1962 | 2012-01-20 03:31 | A proposito di me
2012年 01月 16日

ローマの休日と私の2012年

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2012年を迎えて1月もすでに中旬にも入ってしまってからの今年初めてのブログの更新となってしまいましたが、
皆様2012年もどうぞ何卒宜しくお願いいたします。


クリスマス・イブの早朝にローマに着いてローマのチェントロにある実家をベースに都会の娯楽生活に少し勤しみながら
充実したローマの休日を満喫できたように思います。
今回の休暇中はめずらしく外食したのが1度のみで、ほとんど実家やローマ市内やローマ郊外に住む友達や知人宅の豪華な大晩餐会に連日お呼ばれしながらの日々でした。
おかげさまでたくさんの人と和気藹々と語らいながら時には興味深いお話なども伺いながらローマ滞在を楽しむことができました。
普段ポルトチェルボのような特殊な場所に住んでいると同じイタリアと言えども様々な事柄でイタリア本土との温度差をしばしば感じる事も多く、こうして今回のように久しぶりに地域に密着したローマ市民の生の声を直に聞くと、ニュースやテレビのドキュメンタリー番組以上にイタリア経済の腐敗と深刻さを身近に感じ、より問題が現実味を帯びて来ていることを実感した次第です。

実は私達がサルデーニャを発つ寸前までは、ポルトチェルボは世の中の不景気などまったく微塵も感じさせない話題でいくらか盛り上がっていたので、ローマに来てからは少し現実に引き戻されたような感じです。

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by portocervo1962 | 2012-01-16 23:32 | A proposito di me
2011年 12月 12日

さざなみ

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Creep




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by portocervo1962 | 2011-12-12 05:36 | A proposito di me
2011年 11月 22日

打ち明け話

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先日もコルク樫の森の中を歩きながら私とジョルジャはいつものようにお互いのことについていろいろと延々におしゃべりを続けた。
外国に暮らしていると、心底心を許せる女友達を作ることは結構難しくて、そういう意味では私にとってジョルジャの存在は掛け替えのないもので、意思の疎通が通う同世代の女友達との内密なおしゃべりは本当にこの上なく楽しい。
特に私達は家族ぐるみのお付き合いをしながら共通の友達も多いので、すべてを包み隠さずに本音の込み入った会話が親密に
いつも繰り広げられる。

どちらかと言うとジョルジャが聞いて欲しいタイプで私が聞いてあげたいタイプ。
それぞれがそれぞれに適した役割を掌りながら女同士の打ち明け話がひっそりと始まる。

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by portocervo1962 | 2011-11-22 18:47 | A proposito di me