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2011年 09月 30日

La Piazza del Principe

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エメラルド海岸にプール付きのセカンドハウスを持つ事に憧れている人は多い。いやエメラルド海岸でなくともサルデーニャの何処かに小さいながらにもセカンドハウスを持って定年後はゆっくりとスローライフというか田舎暮らしを享受したいという夢を抱いている人の方が実際にははるかに多いのかもしれない。
実際にこのサルデーニャに私が暮らしてみて思うことは、サルデーニャは本当に治安もいいし、また日本の沖縄に匹敵するほどの長寿の島国であることはもはや周知の事実ではあるけれど、とにかく住みやすいのは確かである。
年齢的にはやはり50を過ぎたイタリア人をはじめ外国人のカップルがとにかく多くて、春・夏・秋・冬ととにかく時間を見つけては自分達の母国はドイツ、スイス、スペイン、イギリス、フランス等からサルデーニャのセカンドハウスにやって来ては田舎暮らしを満喫している人々が年々増えてきている。

またつい最近ではサルデーニャ自治州がサルデーニャ全土において25のゴルフ場・レジデンスの建設を誘致していて、すでに投資家達は動き出している。
この件に関して、エメラルド海岸の創設者のアガ・ハーン4世は、「サルデーニャにすばらしいゴルフ場が増えれば、世界でもゴルフ好きなことでよく知られている日本人観光客も増える事が期待できるだろう」ともコメントしている。
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Piazza di Principe

La Piazza del Principeは1,2階が商業施設で、さらにその上はレジデンスになっている。
以前に少し触れたLa Piazza del Principeに関しては2006年の後半にイタリア北東部トレンティーノ=アルト・アディジェ州トレント県Cavalese(カヴァレーゼ)にあるVinante建設グループの事業投資によって建設され、2007年の夏にオープンして早4年になるが、レジデンスのアパルトメントの賃貸、各商業施設も利益が全く振るわず、この度投資資産の半分を私の夫のパドヴァ出身の幼馴染が働く金融会社に売却した。
この金融会社はすでに25のゴルフ場の計画のひとつのゴルフ場・レジデンス・ホテル等かなり巨大なプロジェクトを進めており、またそれ以外にもエメラルド海岸域においての事業投資へとかなり進出してきている。
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2007年の夏のオープニング・セレモニー以来、5年目のシーズンが過ぎたけれど、毎年出店する店舗が数件入れ替わったりして依然全く定着しないLa Piazza del Principe



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ポルトチェルボの小広場から道路一つ隔てているだけの至近距離なのに、全く人々の動線が一向にLa Piazza del Principeに流れない。
ポルトチェルボの商業施設はどこも夕方から賑わい始めるけれど、La Piazza del Principeはいつも人がまばら。日中なんて尚更の事。
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2年前に私の友達フランチェスカが友達といろいろとお買い物した後、Principe Caffeで友達5人でそれぞれにカフェを取っただけで60ユーロ全額払ったフランチェスカが、もう2度と行かないと憤慨していたことを思い出す。
また、時々クライアントの要望で効率よくお買い物する為の手助けとして私はクライアントについてお買い物に同行するときがあるのだけれど、La Piazza del Principeにあるブティックはすべて直営店ではないので、直営店からの真のスタッフが派遣されてきているわけではなく商品に対しての知識も浅く、また他国大都市の直営店ブティックに比べると当たり前のことだけれど商品数も少なく、どことなく物足りない感じがするのも否めない。

入店客が少ないのをいいことに新たな客が入店して来ようとも電話でおしゃべりを永遠に続けるスタッフなんかもいたりして、スタッフのやる気の無さと、怠慢さが悪循環をよけいに招いているようにも思う。
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プロの建築家たちに言わせればそもそも最初のプロジェクトの段階での誤りを指摘されることが多く、外装の装飾もまったく調和が取れてないと批判する声も多い。
ポルトチェルボの小広場のように遊歩道が確保されていないので、確固たる目的のある人でなければ、La Piazza del Principeに足を運ぶ事は少ないだろうし、上層階にあるレジデンスも粗悪なマテリアルを使用している事は一部の業界関係者の間ではすでに知られている事で、それにも関わらず物件としては破格の価格で提供されている。

ポルトチェルボで不動産を通してアパルトメント、ヴィラをリースしたり、購入を考えている方は細心の注意が必要。すべての不動産が良心的な人たちばかりだとは決して言えないし、何事をするのにもポルトチェルボにおいての妥当な相場というのが必ずあって、それを知らないと善良な日本人はほとんど何も疑わずに素直に信用してしまう。
残念ながら、そういう日本人の善良さを利用して、おいしいビジネスを目論んでいる人々がいるのも確かなのである。
私は、日本では物事に対してあまり疑う事ってあまりなかったように思うけれど、イタリアに来て、全てを鵜呑みにせず、まず疑うことから始める事を残念だけれど学んだように思う。
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言葉の壁のこともあるだろうけれどリゾート地においての過ごし方は断然ヨーロッパ人の方が数段もリゾート慣れしていて、値段1つの交渉の仕方も、抗議の仕方も手馴れているし、まず100%イタリア人を信用してないようにも思えるところもあるのが現実(笑)。
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念願のリゾート地、念願のセカンドハウスの前に必ず確かな筋からの確かな情報の取得はくれぐれもお忘れなく。



いつも訪問ありがとう。
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by portocervo1962 | 2011-09-30 04:52 | Costa Smeralda


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