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2011年 04月 20日

春爛漫 サックスの音色に酔いしれて

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Cala Gonone (カーラ・ゴノーネ)

もうすでにどこのビーチに訪れても人々が日光浴に勤しんでいる姿が見れるようになったほど、ここ数日最高の天気が続いている。
まだ海水は冷たいのでさすがに泳ぐには早いものの足先を波打ち際に浸けてみれば、まだ重ね着した服の上から浴びる
強い日差しで少し火照った体には足元から伝わるこのひんやり感が何ともいえない心地良さを与えてくれて気持ちがいい。

数日前もカーラ・ディ・ヴォルペホテルの近くのヴィラに住む私達の親友ジョルジャもポルトチェルボに戻ってきたので、先週末も皆でサルデーニャ島の中央東海岸を占めるオロセイ湾を望みながらDorgali(ドルガリ)のCala Gonone (カーラ・ゴノーネ)まで途中いろいろなビーチに立ち寄りながらも最高のドライブを楽しんだ。

少し靄がかかっていたCala Gonone (カーラ・ゴノーネ)の港であったけれど、それでもCala Gonone の美しさは相変わらず健在だった。








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旧街道を抜けると石灰岩の山岳地帯に挟まれた急傾斜の坂道からは劇的で壮観なパノラマはいつも私達に感動を与える。
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太陽の強い日差しを受けてより白く輝く石灰岩と深緑の季節を迎えてよりうっそうと繁茂する地中海潅木地帯の間に数千年と逞しく聳え立つ捩れたジネープロ(セイヨウビャクシン)とのコントラストの間にサルデーニャの野生の自然の美しさをまた確認する。

ところでこれからの季節にはなぜか明るめな少しライトなBGMが恋しくなってくるけれど、私が久しぶりに引っ張り出してきたのが懐かしいこの一枚。
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アルバム「Getz/Gilberto」

1964年にリリースされたジャズとボサノバが見事に融合した歴史に残る名アルバム「Getz/Gilberto」。
特にアルバムの中のDesafinadoの曲はたくさんのミュージシャンがカバーしているけれどこの曲はたくさんの思い出を私に残してくれた曲で、聞くたびにその当時の出来事や場面が走馬灯のように本当にいろいろと蘇ってくる。
この曲の歌詞の中で、初めて「ボサノヴァ」という言葉が出てきたことは、すでにボサノバファンの間では周知のことだけれど、これにより「ボサノヴァ」というジャンルが世に出てきたと言われている。

スタン・ゲッツのやわらかく魅力溢れる演奏を聞いていると本当に心が和む。

今の時期は夕方と言ってもまだまだ明るいので皆、アペリティーボを取りながら和気藹々と他愛も無い話に花を咲かせながら耳に心地よい音楽と共に今宵も過ぎていく。
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Cala Gonone (カーラ・ゴノーネ)

この時期のドライブは気分転換には最高。
特に今から6月末まではそんなに混み合う事も無くサルデーニャの美しさをゆったりと満喫できる時期だと思う。

サルデーニャのいろいろな場所に時間の許す限り訪れているけれど、たとえ同じ場所であってもいつも自分なりの新しい発見があって本当に楽しい。
そして久しぶりに聞く懐かしい曲もあの頃に聴いて抱いた想いとは違う感情を抱く今の自分を見つけてまた一人そっとほくそ笑んでいたりもする。


スタン・ゲッツの演奏とはまた違うけれど、サックスってやっぱりステキだなあと思わせたこの彼もスゴイ。


いつも訪問ありがとう。
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by portocervo1962 | 2011-04-20 22:42 | Barbagia di Nuoro


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