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PORTO CERVO の人々

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2010年 08月 29日

メルカート サン・パンタレオ

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今日は前回のメルカート情報の続きで今回は毎週木曜日に開催されるサン・パンタレオのメルカートの様子をご紹介いたします。
サン・パンタレオは以前の記事においても少しご紹介していますが、古くからのガルーラ地方の伝統家屋が立ち並び昔からの住人の方と外国人アーティストたちがガルーラ地方の伝統文化をちゃんと活かしながらサン・パンタレオならではのさまざまなイベントが毎週末土曜日に開催されており、さらには今年からサン・パンタレオ新聞まで発行されるようになりました。
ちょうど4年ぐらい前からじわじわとポルトチェルボの一部の人たちの間で話題になり、今やツーリストの方もたくさん訪れるようになっています。町の活性化を図ろうとサン・パンタレオに住む外国人アーティストたちが挙って積極的に常に活動されています。

少しだけ話がそれてしまうのですが、実はこのガルーラ地方文化の特色である家屋(STAZZO)がまた再注目されておりSTAZZOの建築学というものが建築家業界で新たに見直されて来ています。エメラルド海岸域で一番不動産価値が破格で知られているホテルロマツィーノ周辺の地域一帯の海岸沿いから一列目のお屋敷で5千万ユーロ(約65億円)クラスの物件などがロシア人の富豪たちがどんどん買い占めて行ったのが2005年から2009年。そしてもう価格が打ち止めになった2009年後半からガルーラ地方の内陸地の農地を100ヘクタール規模の単位で買い占めて行くドイツ人、フランス人、イギリス人、ロシア人大富豪たちの後が絶えません。それはどういうことかというとSTAZZO式家屋、ぶどう畑、カンティーナ、高品質の豚の養殖、大規模なBIO菜園、SPA、会員制狩猟地区等を形成しビジネス投資を始めているのです。話が長くなってしまうのでまた詳しい話はまたの機会に譲るとして、要するに今STAZZO様式の家屋がとてもトレンディーであるということです。
エメラルド海岸域の海岸線沿いの家の価格が落ち始める時期を見図っている投資家、それと同様にサルデーニャの内陸の土地、特にガルーラ地方に目を向けている投資家が現在軒並み増えてきています。

さて話を戻してサン・パンタレオのメルカートの様子を少しご紹介したいと思います。
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サン・パンタレオと言えば背後に見える花崗岩の岩山が特徴的ですよね。朝9時ごろの様子です。
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水着の上に軽く羽織る羽織物をイタリアでは"copricosutume"コプリコストゥーメと言い、ポルトチェルボは夏になるとスーパーマーケットやバールなど公共の場でもコプリコストゥーメ一枚で闊歩しているマダムがほとんどです。もちろんうっすらと下の水着が透けて見えるのですが皆さん平気でいらっしゃいますし、また自慢の美しいラインをきれいにさりげなく見せていらっしゃっているのではないかと思うほどです。実際こちらのマダムは体作りに余念がないと言うか見た目をかなり意識していらっしゃる方がほんとうに多いと思います。
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ここの骨董品屋さんけっこう掘り出し物があるのでサンパンタレオのメルカートに寄られた時は少し立ち寄ってみてください。店内の様子は入店してからのお楽しみに。
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アルゼンチン出身のフランチスコのお店。皮ひものネックレスやブレスレットは豊富です。リゾート地ならではのアクセサリー使いをこちらのマダムたちを観察しているとほんとうに勉強になります。私も淡水パールのネックレスとブレスレットを購入しました。いろいろなデザインがあるので迷ってしまいますが品質は確かです。
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そして私の友達アンナのお店。彼女は世界中を旅していろいろな質・センスの良い品物を取り揃えていてポルトチェルボのマダムもご贔屓にしている方が多いです。こちらはお店の外の様子。
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こちらは店内の一角のコーナーに置いてある品物なのですが写真だと本来の色がうまく出ていなくて残念ですが、夜外にお食事に出かける時に羽織るショール、パシュミナや小ぶりなバッグ、アクセサリー類などさまざまな商品で埋もれています。
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そして最後に親愛なるロベルタのお店。彼女はアクセサリーと6歳ぐらいまでの子供服を取り扱っています。もう彼女のセンスの良さはポルトチェルボのマダムからも絶大な支持をえています。
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ロベルタの息子さんはエンポリオ・アルマーニにも子供服を卸しています。ほんとうにかわいらしい洋服ばかりです。
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これらはダイヤではなくジルコニアの石なのですがこちらのマダムたちは以外に本物とそうでないものとをうまく使い分けていて、カクテルドレス着用などの正式を規するパーティーは別としてリゾート地においては割りにジルコニアの石をあしらったアクセサリーをうまくカジュアルに使いこなしている方が多いんですよ。
ロベルタのお店は本来はミラノにあり、石の種類によって5つの工房を抱えています。このジルコニアのアクセサリーも本当に本物かと見間違うほどにすばらしく繊細に良く出来上がっています。
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こちらもジルコニアの石とパールの組み合わせの定番物。価格も抑え目で素晴らしい出来です。

サンパンタレオのメルカートはあまり食材は充実していませんので写真でのご紹介もわずかになってしまいました。
でもサンパンタレオの町は今も尚トレンディーで魅力ある町なので時間があったら是非立ち寄っていただきたいスポットの一つです。

by portocervo1962 | 2010-08-29 08:56 | Gallura


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