PORTO CERVO の人々

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2010年 03月 06日

ヨットクラブ コスタズメラルダ

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ポルトチェルボの見所と言えばマリーナにつきると思う。
ポルトチェルボのマリーナにはポルトチェルボの南に位置する60年代に建設され、今現在もたくさんの大型ヨットやクルーザーを停泊させているPorto Vecchio(ポルトヴェッキオ)と、もっともモダンで観光の中心となる700隻もの収容能力を持つ完全設備されたPorto Nuovo(ポルトヌオーヴォ)になる。
ポルトチェルボのマリーナは幾重にも入り組んだ自然の入江を生かし、緻密に考えつくされた構造にある。
Porto Cervoの Cervoはイタリア語で鹿を意味するのだが、ちょうど鹿の角のようにいくつかに枝分かれしている自然のままの海岸線をうまく利用しているのだ。
大型ヨットやクルーザー、中型クラスのクルーザー等の棲み分けがきっちりと出来ており見た目にもとても美しいのである。
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上の図はポルトヌオーヴォでMolo A, Molo B, Molo C, Molo Dと船の大きさによって棲み分けられている。Molo Aが大型ヨットの停泊場所となっており停泊金額も相当なものになる。
そしてPorto Nuovoのマリーナの中央に堂々とそびえ立っているのがコスタズメラルダヨットクラブである。
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      設立当時のコスタズメラルダヨットクラブ 手前左に見えるのがメゾン・ドゥ・ポルト

コスタズメラルダヨットクラブは1967年5月12日にアガ・カーン4世、Andrè Ardoin(アガ・ハーン4世の当時の弁護士)、Giuseppe kerry mentasti(イタリアのミネラルウォーター、サンペレグリーノ)、そして建築家Luigi Viettiら、海を愛し、航海のスポーツを愛するメンバーたちによって金銭的報酬もなしにこれらの活動を振興し結びつける目的のために航海スポーツの協会として設立された。
最初の所在地はPorto Vecchioの埠頭に建てられたMaison Du port(メゾン・ドゥ・ポルト)という建物の一角にあった。このメゾン・ドゥ・ポルトはあの有名な建築家Savin Couelleによって建てられたものである。
そして1977年には現代的で機能的な設備を構えた新しいヨットクラブの完成とともにPorto Nuovoに移転する。設計はAndrea Silipoと Paolo Mottaによる。
2003年にはヨットクラブは拡張することになるのだが、そのプロジェクトを引き受けたのがアガ・カーン4世の友達でもあるアメリカ人建築家のPeter Marino(ピーター・マリノ)。
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背後に見えるのがコスタズメラルダヨットクラブ


c0223843_6472691.jpgアメリカ人建築家ピーター・マリノは日本ではすでにいわずと知れた人であると思う。彼は140人以上のスタッフを抱えるニューヨークのオフィスを中心に活動しており、ニューヨークのフォーシーズンズホテルや世界数カ国のルイ・ヴィトンやシャネルブティック等ファッション関連のプロジェクトで著名である。

ヨットクラブの5800㎡の敷地の中にはプールを備えた眺めの良いテラス、クラブハウス、エステティックサロン、サンルーム、レストラン、バー、テラス付きの24室のスィートルームがヨットクラブの会員とそのゲストたちのために用意されている。
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毎年コスタズメラルダ ヨットクラブが主催する世界的に有名なレガッタが始まるとポルトチェルボの町全体が一気に活気付く。
毎年9月の初旬に始まるMaxi Yacht Rolex Cupや2年に一度のRolex Swan Cup等は有名だ。
毎年6月ぐらいから10以上のレガッタがスケジュールに組まれている。
私たちもヨットレースが始まると夕食後、私たちの犬ZOEを連れてポルトチェルボのマリーナによく散歩に行く。
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というのも地中海で最も美しいBarca(船)を鑑賞に行くのと夜になるとマリーナは一気に魅惑的で非現実的な世界にとって変わり、あらゆる訪問者を魅了するからである。
1艇10億円以上するマキシヨットなど地中海を行き来する世界有数の豪華な大型ヨットが立ち並ぶマリーナの光景はもう別世界なのである。
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そして日中はサルデーニャの海岸線沿いで優雅に海を滑るヨットを眺めて楽しむことが出来る。
昔からのポルトチェルボを知る人たちは今のポルトチェルボはもう昔とは違うと嘆く人もいるけれど、それでも真のジェット・セットしか踏み入れることしか出来なかったリゾート地にこうして私たちのような一般の人々もこうしてバカンスを楽しめれるようになったのだから感謝しないわけにはいかない。
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ポルトチェルボの春はもうそこにあります。



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by portocervo1962 | 2010-03-06 07:59 | Costa Smeralda


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